この記事が対象とする環境
MariaDB 10.5
MariaDB 10.5
MariaDBをインストールするとデフォルトで「root」というユーザーが作成されます。このユーザーのパスワードを変更します。
rootパスワードの変更(バージョンにより異なる)
MariaDBに接続する
SSH接続後、MariaDBに接続する方法です。
mysql -h localhost -u root -p[パスワード];
パスワードが「TEST」の場合、以下のように入力します。
mysql -h localhost -u root -pTEST;
rootパスワード変更(失敗)
MariaDB10.5だと、PASSWORD関数が廃止になっており、このSQLだと実行できませんでした。
UPDATE mysql.user SET password=PASSWORD('新しいパスワード') WHERE user='root';
ERROR 1356 (HY000): View 'mysql.user' references invalid table(s) or column(s) or function(s) or definer/invoker of view lack rights to use them
rootパスワード変更(成功)
DDL(ALTER USER)でrootユーザーのパスワードを変更します。
ALTER USER root@localhost IDENTIFIED BY '新しいパスワード';
Query OK, 0 rows affected (0.001 sec)
再ログイン
いったんログオフし、rootの新しいパスワードでログインできれば成功です。
exit
Bye
コメント