登山道 慈啓会病院前の標高 77m
標高差 454m
歩数 約1万歩
登山 約61分
下山 約60分
時期 2023年7月
慈啓会病院前コース :
もいわ山スキー場コース :
旭山記念公園コース :
小林峠コース :未調査
北の沢コース :未調査
慈啓会病院前コースの駐車場
慈啓会病院前コースの登山道入り口には「観音寺」さんが特別に提供して下さっている駐車場があります。登山など限られた時間内の利用に限り無料になっているようです。有難く利用させていただきます。
平日午前9時の段階でほぼ満車でしたが、下山される方がちらほらいらっしゃるようで、満車でも少し待つと空くと思います。この日は運良く空いていたのですぐに駐車できました。
出発前の準備
山頂までトイレはありませんので念のため出発前に整えましょう。トイレットペーパーはありませんでした。男性トイレは外から丸見えなので気になる方は事前に済ませておきましょう。
飲料水はペットボトルや水筒などで持参するのが理想です。山頂に自販機がありますが、最低でも500mlのペットボトル1本は持参したほうが良さそうです。また、靴が泥などで汚れた場合、ここで洗い流すことも可能です。
登山コースの確認
慈啓会病院前コースは大きな分岐点が「馬の背」くらいになります。それ以外は道なりに進むことで山頂まで進むことが出来ます。初めての方は念のためコースの写真を撮っておくと良いでしょう。
今回のコースです。登山時は「馬の背」を左折するのが唯一の分岐です。馬の背を過ぎたあとに「北の沢」に行く場合は右折ですが、今回は山頂を目指すので「馬の背」を左折だけでよいです。
登山道入り口の掲示板
登山2日前に熊が目撃されているようです。何があるか分かりませんので、鈴はあったほうが良いです。鈴は熊除けもありますが、登山客同士が相手の位置を認識するためにも有用です。
あと鍵の落とし物などもあるのですね。トレッキングの途中に何度も人とすれ違いましたが、みなさん挨拶をきちんと返していただけるので、とても気持ちが良いです。そんな綺麗な心を持った方々が多いので、落とし物として届けてくれるのですね。
序盤
藻岩山では山頂までお地蔵さんが随所で見守ってくれています。一番から三十一番まで居るようなのですが、一番は見当たりませんでした。。。残念。
こういった段差のない道が続いてくれると有難いのですが、そうはいきません。このような道は序盤のみです。
張り出した根と倒木
生命の強さを感じます。登山される方が多いからだと思うのですが、歩く部分の土が痩せてしまっています。足元に注意しながら進みます。
道を半分ほど塞ぐような形の倒木。かなりの太さです。山頂までの9割ほどは木々により日光が遮られていますので直射日光は当たりません。しかしながらこの日は7月。想像以上に汗をかく可能性がありますのでタオルなどは必需品です。
スキーリフト跡地
1946年に作成されたリフトで「日本初」のようです。この場所は少し開けており、座る場所はありませんが、この先の馬の背まで細い道が続きますので、ここで息を整えましょう。
整備された道
S字カーブが続く上り坂です。足元は木杭が埋められ、脇には柵が設けられています。木杭は土が痩せ細っている影響で深くえぐれています。柵は写真では分かりづらいかもしれませんが、斜めに傾いており、触ると簡単に角度が変わってしまいます。柵は目印と捉え、寄りかかったり、掴まったりするのは危険なのでやめましょう。
途中で遊び盛りのリスに出会いました。
馬の背
トレッキング初心者の私の場合、慈啓会病院前コースの入り口から馬の背までで34分掛かりました。途中で何度も息を整えながら、写真を撮ったりしながらで34分でした。
ここが唯一の分岐点「馬の背」です。T字路になっており、ここを左折します。
コースはこんな感じですね。
馬の背を出発して少し歩くと左手側に案内が出てきます。真っすぐ進むと山頂まで1.0kmです。
足場悪し
ゴツゴツとした岩が点在する道が山頂まで続きます。岩の形、角度、位置に規則性はありませんので、しっかりと足元を視認しながら進みましょう。この辺りを歩くには運動靴ではなく登山靴のほうが適していると思われます。特に下山時は疲労、体重の掛かり方などにより態勢が不安定になりがちです。足を滑らせたり、足を挫いてしまわないように気を付けて進みましょう。
岩場から顔を見せる可憐な花。癒しのひと時です。
最後の地蔵
馬の背から山頂までのコースが一番きついです。三十一番目のお地蔵さんが出てくると山頂まであと少しです。こういった目印があると山頂にいつ頃着くか予想が出来るのでうれしいですね。かなり文字が薄れています。
山頂
馬の背から山頂まで27分でした。慈啓会病院前からだと61分という結果でした。普段軽いランニングをする程度で、初見の藻岩山、ならびにトレッキング初チャレンジの61分はおそらく妥当な線なのだろうと思われます。歩数は約1万歩くらいです。iPhoneのヘルスケアによると上った階数は116階だそうです。
下山
休憩が終わったら下山しましょう。公共交通機関の場合、ロープウェイで下山する方法もあります。下山時は疲労が溜まっていたり、足元が不安定になりがちですので、十分に時間を掛け慎重に降りていきましょう。あくまでもマイペースに。これが一番大事だと思います。
下山途中、外国の方々とすれ違いました。老若男女問わず色々な方々が藻岩山でトレッキングを楽しまれているようです。
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