今回はDockerを使用し、PostgreSQLを構築します。yamlファイルさえ作成すれば、初回の構築・起動は10秒くらい(インターネット回線速度やPC性能で変わります)、2回目以降の起動は0.5秒で完了します。
<Docker>最小構成!DBのみを構築する(PostgreSQL)
Docker Desktop起動
WindowsでDocker環境を構築する場合、「Docker Desktop」というアプリケーションが必要になります。こちらのサイトからダウンロードしてインストールしましょう。

Docker Desktopを起動すると次のような画面が表示されます(※バージョンによって見た目に違いがあるかもしれません)Docker Desktopを起動したら、いったんはそのままにしておいてください。

環境設定ファイルの作成
フォルダ構成
最小構成なのでcompose.yaml以外は省いています。
compose.yaml
Docker Composeで使用する環境構築コマンドを作成します。「compose.yaml」はテキストファイルで、Dockerで構築する環境の構成・動作を記載します。「docker-compose.yml」となっているのは古い記事で、現在の推奨は「compose.yaml」となります。基本的にはDocker環境を作成したいルートフォルダに配置します。細かい説明は次のファイル中にコメントで残してあります。
Docker起動
コマンドプロンプトを起動し、次のコマンドを実行します。コンテナ名「postgresql-db」、データベース名「postgresql-local」というデータベースが起動します。初回構築時のみPostgreSQLイメージの[pull]が発生します。
Docker Desktopでもコンテナが起動していることを確認できます。
コンテナ名:postgresql-db
データベース名:postgresql-local

データベース接続確認
PostgreSQLが起動したので、実際に接続して確認します。DBへの接続は好きなツールを使用してください。今回は「A5:SQL Mk-2」を使用します。
「compose.yaml」に記載しているDB接続情報を入力し接続します。もしユーザーIDやパスワードを変更して反映されていない場合、DockerDesktopのボリューム削除を試してみてください。

Docker停止
最後にDockerを停止しましょう。停止せずにDocker Desktopを終了したり、Windowsシャットダウンしたりすると、最悪の場合、データベースに関連するファイルが破損し、起動できなくなる可能性があります。
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